エンタープライズ(法人) AV ホームWiFi モバイルWiFi サポート

Danteデバイスは、mDNSおよびマルチキャスト(デバイスの検出、制御)、QoS(IP DSCPによるPTP優先制御等)、IGMP(マルチキャスト)の3つの主要ネットワーク技術を利用しています。

  • ご利用のDanteオーディオデバイスがマルチキャストを利用している場合は、スイッチ上でIGMP snoopingを有効にする必要があります。
    • M4300は標準でVLAN 1のIGMP snoopingが有効になっているため、DanteデバイスがVLAN 1に存在する場合は特に設定をする必要がありません。
    • M4300はDanteデバイスを含め標準でVLAN 1内の未登録マルチキャストパケットを破棄します。端末がマルチキャストパケットを受信したい場合は、それらのパケットの受信前にIGMP reportを送信し、該当するマルチキャストグループへの参加が必要です。(mDNSを設定した場合を除く、詳しくはBonjourの無効化を参照)
  • M4300のIGMP Querierは、標準で125秒毎にIGMP queryを送信します。
    • Audinate社では、ネットワーク障害発生時のシステム全体の応答性や音声ギャップの最小化のために短い間隔での送信(15~30秒程度)を推奨しています。
  • M4300では標準で802.1Q VLANヘッダーの優先度設定が使用されます。Danteデバイスでは検出とPTPマスタークロックパケットのためにIP DSCP値を使用します。
  • M4300はスイッチの検出のために標準でBonjourが有効になっています。Danteデバイスでは機器の検出のためにmDNSマルチキャストパケットを使用します。

これらの設定はWEBインターフェースまたはCLIで行えます。


 

WEBインターフェースでの設定

DanteデバイスをデフォルトVLAN (VLAN 1)で使用している場合はQuery Intervalの変更までお進みください。

VLAN 200の設定

  1. Switching > VLAN > VLAN Configuration に移動する。
  2. VLAN IDに200を入力する。
  3. VLAN NameにDanteと入力する。
  4. 青色のAddボタンをクリックする。

VLANポートの設定

  1. Switching > VLAN > VLAN Membership に移動する。
  2. VLAN ID 200のDanteポートを適宜指定する。
  3. 青色のAddボタンをクリックする。

Port PVIDの設定

  1. Switching > VLAN > Port PVID Configuration に移動する。
  2. VLAN Membership 内のDanteポートを指定し、PVIDへ 200と入力する。
  3. 青色のApplyボタンをクリックする。

VLAN 200のIGMP Snoopingの有効化

  1. Switching > Multicast > IGMP Snooping > IGMP VLAN Configuration に移動する。
  2. VLAN ID 200 のAdmin ModeEnable に変更する。
  3. 青色のApplyボタンをクリックする。

VLAN 200のQuerier VLAN Addressの設定

  1. Switching > Multicast > IGMP Snooping > Querier VLAN Configuration に移動する。
  2. VLAN ID に 200 と入力する。
  3. Querier Election Participation ModeEnable に変更する。
  4. Querier VLAN Address にQuerierのIPアドレスを入力する。(例:10.10.10.1)
  5. 青色のApplyボタンをクリックする。

VLAN 200のMLD Snoopingの有効化

  1. Switching > Multicast > MLD Snooping > MLD VLAn Configuration に移動する。
  2. VLAN ID に 200 と入力する。
  3. 青色のAddボタンをクリックする。

Query Intervalの変更

  1. Switching > Multicast > IGMP Snooping > Querier Configuration に移動する。
  2. Query Intervalを 30 に変更する。
  3. 青色のApplyボタンをクリックする。

Global Trust Modeの変更

  1. QoS > CoS Configuration に移動する。
  2. Global Trust Modetrust-ip-dscp に変更する。
  3. 青色のApplyボタンをクリックする。

IP DSCP Queue Mappingの変更

  1. QoS > CoS > IP DSCP Queue Mapping に移動する。
  2. IP DSCP 56 を Queue 6 に変更する。
  3. 青色のApplyボタンをクリックする。

Bonjourの無効化(ファームウェアが12.0.7.9以下の場合)

  1. System > Management > Bonjour > Bonjour Configuration に移動する。
  2. Admin Mode を Disable に変更する。
  3. 青色のApplyボタンをクリックする。

 


CLIでの設定

VLANメンバーはポートごとに適宜読み替える必要があります。

VLAN200の場合のCLI設定例

vlan database
vlan 200
set igmp 200
set igmp querier 200
no set igmp fast-leave 200
set mld 200
exit
configure
set igmp querier address 10.10.10.1
set igmp querier query-interval 30
classofservice trust ip-dscp
classofservice ip-dscp-mapping 56 6
no bonjour run ### 12.0.7.9以下の場合のみ ###
exit

VLAN 1の場合のCLI設定例

vlan database
no set igmp fast-leave 1
exit
configure
set igmp querier address 10.10.10.1
set igmp querier query-interval 30
classofservice trust ip-dscp
classofservice ip-dscp-mapping 56 6
no bonjour run ### 12.0.7.9以下の場合のみ ###
exit

前回の更新:07/07/2025 | 記事ID: 000060205

この記事の対象:

最近閲覧した記事

    表示言語:

    • United States (English)
    • 日本 (日本語)

    表示言語:

    サポートチームが対応いたします。

    電話
    チャット
    Eメールアドレス