NETGEARのアンマネージプラス・スイッチは、IPアドレスを持つことでWEBブラウザやProSAFE Plus UtilityよりVLANやQoSなどの基本機能設定やファームウェアの更新を行うことができます。このIPアドレスは設定用途のため、運用開始後の死活監視用途での利用は想定されておりません。このため、Pingの応答速度や応答結果の安定性についても監視用途には適しません。
また、ソフトウェアの仕様上、スイッチ宛の通信については任意の1つ(不定)のVLANに対してのみARP解決を行います。このため、複数のVLANが設定された環境下でアンマネージプラス・スイッチ宛にPingを送信すると、送信元端末が属するVLANへはPing応答が送信されず、送信元端末ではPing応答が受信できないためにタイムアウトとなる場合があります。この場合は、他のVLANに属する端末よりスイッチ宛にPingを行うことで応答を受信することができます。
上記の仕様によりスイッチ宛の通信についてはVLANに起因した制限がございますが、それ以外の通信については通常通り問題なく通信が可能です。このため、ネットワーク構築時のPingによる通信確認については、アンマネージプラス・スイッチ宛ではなくその配下に接続された端末に対し行っていただくようお願いいたします。
アンマネージプラス・スイッチ配下の端末がPCの場合、PC内のファイアーウォールが受信したPing要求(ICMP)を破棄してしまい、その結果タイムアウトと判定される場合があります。PC宛にPingによる疎通確認を行う場合は、事前に対象PC内のファイアーウォールが無効になっているかどうかを確認してください。
アンマネージプラス・スイッチの上位機種であるスマートスイッチでは、Management VLAN(管理VLAN)の指定ができるため本事象は発生しません。Ping監視やより高度なSNMPによる監視を行う場合は、スマートスイッチをご検討ください。