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リンクアグリゲーションとは何ですか?

リンクアグリゲーションは、ルーターやスイッチ、NAS間に接続された複数のLANケーブルを1つの論理リンクとして構成する機能です。
通常は複数のLANケーブルを同一機器に接続してしまうとループ障害が発生してしまいますが、本機能を使用することで回避が可能です。

リンクアグリゲーションは、しばしば以下のような名称でも表されます。

  • イーサネットボンディング
  • イーサネットチーミング
  • リンクボンディング
  • リンクバンドリング
  • リンクチーミング
  • NICボンディング
  • NICチーミング
  • ポートアグリゲーション
  • ポートチャネル、チャネリング
  • ポートトランキング

一般的に、スイッチから別のスイッチ、サーバー、NAS、無線アクセスポイントへの接続で利用されます。

ネットワーク機器の管理機能によって、リンクアグリゲーショングループ(LAG)に設定された複数のLANケーブル接続が1つの論理リンクとして扱われます。
また、LAGをVLANメンバーとして追加したり、1つのスイッチ内に複数のLAGを設定できます。1つのLAG内には複数のLANポートを指定することができます。(最大数は機器の仕様に依存)

アンマネージスイッチは管理機能がないため、リンクアグリゲーション機能をサポートしません。アンマネージ・プラス スイッチ以上の製品をお選びください。

 

リンクアグリゲーションの利点はなんですか?

リンクアグリゲーションを使用することで以下の利点が得られます。

  • 冗長性と可用性の確保。 LAG内の物理リンクが切れてしまっても、他の物理リンクへ自動でトラフィックが振り返られ、通信が継続できます。
  • 物理リソースの効率化 複数の物理リンクへトラフィックが分散できます。
  • 帯域の増加 1本での接続時よりも帯域を増やすことができます。
    ※n本に増やすと帯域もn倍になるわけではありません。通信内容に依存します。
  • コストの削減 帯域を増やすために新たな機器を追加する必要がありません。

 

LAGにはどのような種類がありますか?

LAGにはStatic(またはManual)とDynamicの2種類があります。Dynamic LAGで使用されるプロトコルは、LACPと呼ばれます。

機器によっては、Staticのみに対応しLACPには対応しないものもあります。LACPに対応しているかどうかは、製品マニュアルやデータシートを確認してください。

ReadyNASを始めとするLinuxベースの製品については、フォールトトレランスやロードバランスといった種類のLAGにも対応しています。

 

LACP (Link Aggregation Control Protocol)とは何ですか?

LACPは、IEEE 802.3adで定義されています。LACPが有効な機器では、LACPDU (Link Aggregation Control Protocol Data Units)を対向機器に送信することでリンクアグリゲーションの接続を確立させます。LACPは接続する双方の機器上で設定が必要です。接続がうまくいかない場合は各機器のポート状態や設定を確認してください。

また、LAG内のケーブルが抜けたりLACPDUが送信できない状態になった場合は、該当する物理リンクがLAGから外されパケットロスを最低限に抑えることができます。

LACPを使用する場合は、接続する機器双方でサポートしていなければなりません。また、StaticとLACPに対応している機器の場合は、LACPを使用することをおすすめします。

 

リンクアグリゲーションの設定方法を教えてください。

以下にリンクアグリゲーションの一般的な設定方法を記載します。より詳しい手順については、お使いの機器のマニュアルをご参照ください。マニュアルはダウンロードセンターからダウンロードが可能です。

リンクアグリゲーションを設定するには:

  1. 双方の機器がリンクアグリゲーションに対応していることを確認します。
  2. 双方の機器の設定画面にてLAGを作成・設定します。
  3. LAGに指定したポートの速度、デュプレックスモード、フロー制御設定、MTU(ジャンボフレーム)サイズ設定が全て一致していることを確認します。
  4. LAGに指定したポートが全て同一のVLANに属していることを確認します。
      VLANへLAGを追加するには、はじめにLAGを作成し、その後VLANメンバーの設定で対象のLAGを追加してください。LAG内の物理ポートの追加はしないでください。

LAGの設定が双方の機器で完了するまでは、2本以上のLANケーブルで機器間を接続しないでください。ループ障害が発生し、ネットワーク全体が不通となる可能性があります。

  1. 対象のポートが正しくLAGとして設定されていることを確認します。手順3で全てのポートが同一設定でなかった場合は、エラーとなりLAGが作成されていない場合があります。
  2. LAGに設定したポート同士を接続します。
  3. ポートLEDを確認し、緑点滅または緑点灯となりリンクアップが正常であることを確認します。
  4. 管理画面のリンクアグリゲーションの状態表示画面に移動し、ステータスが UP であることを確認します。

 

その他スイッチに関するよくある質問はこちらをご参照ください。

前回の更新:07/07/2025 | 記事ID: 000051185

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