エンタープライズ(法人) AV ホームWiFi モバイルWiFi サポート

無線環境のトラブルで最も多い原因は、不適切な設置環境です。
ここでは無線環境での事象別トラブルシューティングをまとめていますので、問題解決にご利用ください。

対象機器

  • 無線ルーター
  • ワイヤレスエクステンダー
  • ビジネスワイヤレス
  • AC785 モバイルホットスポット

目次


無線の電波・SSIDを検出できない場合:

電波を発する機器と端末の間に壁や遮蔽物がある、見通しが悪い

電波が遮蔽物により反射・吸収され、端末まで届いていません。遮蔽物がなく見通しの良い場所に設置してください。端末との距離は80m程度に抑えてください。

設置している場所の壁が金属、または周りに金属の什器が設置されている

金属により電波が反射することで干渉が発生します。

電波を発する機器をラックや収納ボックス、EPS内等に格納している

電波が遮蔽されています。接続端末から見える位置に設置してください。

2.4GHz帯では問題ないが、5GHz帯で問題が発生する

5GHz帯の長所は他の機器との干渉が発生しにくいことや高速化が挙げられますが、短所として遮蔽物による影響を大きく受けます。接続端末から見える位置に設置してください。

複数のアクセスポイントを設置し、電波の出力をそれぞれ100%にしても弱い

アクセスポイント同士の電波で互いに干渉しています。サイトサーベイを実施の上、電波出力を弱めるか、ワイヤレスコントローラーによる制御を行ってください。
NETGEAR WiFi Analyticsを使用したWi-Fi環境の調査方法(PDF)

エクステンダーを使っても電波が弱い、速度が遅い

ルーターとエクステンダー間の電波が遮蔽されている状態では、ここがボトルネックとなります。ルーターとエクステンダー間も見通しの良い環境にしてください。改善ができない場合は有線で接続し、エクステンダーはアクセスポイントモードでご利用ください。

電波を発する機器の近くにある端末で問題が発生する

端末との距離が近すぎても干渉する場合があります。30~50cm程度距離を離して改善するかどうかを確認してください。

周辺にもアクセスポイントが設置されている

設置環境の周辺に第三者も無線アクセスポイントを設置している場合は、互いに使用するチャンネルが重複することで電波干渉を引き起こします。
以下のPDFを参考にして現状の電波の使用状況を確認し、使用されていないチャンネルを選択してください。
NETGEAR WiFi Analyticsを使用したWi-Fi環境の調査方法(PDF)


電波や通信が時々切断される場合:

5GHz帯のみ切断される

気象レーダー等の公共電波との干渉を防ぐDFS機能により、電波の切り替えが発生している可能性があります。使用するチャンネルをDFSが発生しないW52(36, 40, 44, 48ch)に変更してください。

2.4GHz帯のみ切断される

2.4GHz帯は電子レンジ、Bluetooth、その他無線製品と同一の周波数帯を使用するため、これらの機器を使用していることで干渉が発生します。
また、USB 3.0の機器(ストレージ、無線アダプター等)を近くで使用している場合は、その機器やUSBケーブルが発するノイズが干渉する場合があります。USB 3.0の機器を取り外して改善するかどうかを確認してください。

2.4GHz帯、5GHz帯の両方で切断される

電波状況が悪い可能性があります。前述の「無線の電波やSSIDが検出できない場合」を参照してください。


無線に接続できない場合:

2.4GHz帯、5GHz帯双方で接続できない

電波が弱い状態で接続しようとすると、「パスワードが違います」などのエラーメッセージと共に接続ができない事象が発生する場合があります。アクセスポイントの近くに移動するか、アクセスポイントやエクステンダーを増設して電波が十分に受信できる環境を構築してください。

一部の無線端末では、日本語などの文字が含まれるSSIDには接続できない場合があります。SSIDを半角英数字のみに変更して改善するかどうかを確認してください。

2.4GHz帯にだけ接続できない

2.4GHz帯は電子レンジ、Bluetooth、その他無線製品と同一の周波数帯を使用するため、これらの機器を使用していることで干渉が発生します。
また、USB 3.0の機器(ストレージ、無線アダプター等)を近くで使用している場合は、その機器やUSBケーブルが発するノイズが干渉する場合があります。USB 3.0の機器を取り外して改善するかどうかを確認してください。
5GHz帯にも対応している無線機器の場合、5GHz帯では問題がない場合はこれが該当します。

5GHz帯にだけ接続できない

  • 古い無線端末では2.4GHz帯にしか対応していないため、5GHz帯の電波には接続自体できません。無線端末の仕様を確認してください。
  • 無線端末が利用可能なチャネルがW52(36, 40, 44, 48)のみの場合があります。チャネルをW53やW56に指定している場合は、W52に変更して改善するかどうかを確認してください。
  • Smart ConnectやMU-MIMOを有効にしている場合は、無効にして改善するかどうかを確認してください。

古い無線端末だけが接続できない

古い無線端末では最新の無線規格に対応していないため、接続が正常にできない場合があります。電波を発する機器側の設定を以下のように変更することで解決できる場合があります。

  • セキュリティオプションをWPA-PSK [TKIP]やWEP、無しに変更
  • 接続モードを11gや11bに変更
  • 20/40MHz共存モードの場合は20MHzのみに変更
  • モードを低い値に変更
  • Smart ConnectやMU-MIMOを無効に変更

無線端末がPCの場合は、OSのアップデートを実施して最新の無線ドライバーへの更新による改善を確認してください。

SSIDが表示されない

お使いの無線端末が2.4GHz帯にしか対応していない場合は、5GHz帯のSSIDは検出できません。
SSIDをステルス(非表示)に設定している場合は、無線端末のWiFi一覧には表示されなくなります。この場合、SSIDを手動で入力する必要があります。利便性のためにステルス機能は無効にしてください。SSIDをステルス設定にしてもセキュリティの強化にはつながりません。

パスワードが間違っていると表示される

入力したパスワードが正しく入力されているかどうかを確認してください。大文字・小文字は区別されます。また、半角入力が必要です。パスワード入力欄の隣に実際に入力した文字列を確認できるボタンがある場合があります。
また、お使いの無線端末が古い場合は、対応している暗号化方式がWEPのみの場合があります。アクセスポイント側の暗号化方式をWEPに変更して接続が可能かどうかを確認してください。

SSIDをステルス(非表示)設定にしている場合のみ接続できない

無線端末やエクステンダーによっては、SSIDがステルス設定になっていると接続性が低下する場合があります。ステルス機能を無効にして改善するかどうかを確認してください。
SSIDをステルス設定にしてもセキュリティ強化にはつながりません。WiFiパスワードの強度を上げることがより重要です。

海外で購入した無線端末で接続できない

日本国内では、電波法適合を示す技適マークのない海外製品は使用できません。


通信が遅い場合:

2.4GHz帯だけが遅い

2.4GHz帯は電子レンジ、Bluetooth、その他無線製品と同一の周波数帯を使用するため、これらの機器を使用していることで干渉が発生します。
また、USB 3.0の機器(ストレージ、無線アダプター等)を近くで使用している場合は、その機器やUSBケーブルが発するノイズが干渉する場合があります。USB 3.0の機器を取り外して改善するかどうかを確認してください。

設置環境での2.4GHz帯の使用状況を確認し、以下の方法で干渉が発生しないチャネルを選択してください。
NETGEAR WiFi Analyticsを使用したWi-Fi環境の調査方法(PDF)

5GHz帯だけが遅い

5GHz帯は2.4GHz帯と比較して障害物による影響が大きい特性を持ちます。アクセスポイントと無線端末間に遮蔽物があったり、周りに金属什器があると速度の低下が発生します。障害物が多い環境では、適宜2.4GHz帯をお使いください。

2.4GHz帯、5GHz帯の両方で遅い

電波が遮蔽物により反射・吸収され、端末まで届いていない場合があります。遮蔽物がなく見通しの良い場所に設置してください。端末との距離は80m程度に抑えてください。
無線端末側の動作により、電波が弱くなったアクセスポイントへの接続を維持してしまっている場合があります。より電波の強いSSIDへ手動で切り替えてください。
アクセスポイントへ接続する無線端末が増加するに従い、アクセスポイントへの負荷も増加します。各製品に設けられた推奨接続台数を超えて無線接続をしている場合は、不要な端末を切断して改善するかどうかを確認してください。

有線接続も遅い

プロバイダーのインターネット回線(特にフレッツ光系のIPv4通信)自体の混雑により遅くなっている可能性があります。この場合はDS-Liteやv6プラス等のIPv4 over IPv6トンネル技術を用いてIPv4通信をIPv6回線へ迂回させることで一時的に改善はされますが、弊社の機器においては現時点では対応しておりません。また、IPv4回線の混雑自体は解消されず、迂回先のIPv6回線においても今後同様の事象が発生する可能性もありますので、直接の要因となっているプロバイダーの変更をお勧めします。
また、プロバイダーが支給した機器においてもルーター機能が動作しており、二重ルーター状態になっている場合も通信速度が低下する場合があります。この場合は弊社の機器をアクセスポイント(AP)モードで運用してください。


無線接続後に通信ができない場合:

無線ルーターとエクステンダーを使用していて、エクステンダーに接続した時だけ通信できない

無線ルーターとエクステンダー間の無線接続が切断されていると、エクステンダー配下の無線端末も通信ができなくなります。
エクステンダー本体のLEDを確認し、ルーターLEDが消灯や赤点滅の場合は、無線ルーターとの接続ができていない状態です。無線ルーターの近くに設置する、見通しの良い場所に設置するなど、設置環境の改善を行ってください。

特定の無線端末だけが通信できない

無線接続用パスワードの入力間違いが無いかどうかを確認してください。(大文字・小文字、全角・半角)

通信ができる無線端末上の設定と比較し、設定に間違いがないかを確認してください。

前回の更新:07/07/2025 | 記事ID: 000049359

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