Bonjourは、主にアップル社製品においてマルチキャストを利用しホスト名からIPアドレスへの名前解決を行うプロトコル (mDNS) です。
アンマネージスイッチ以外の管理機能を持つスイッチは、マルチキャストパケットの負荷軽減のためにIGMP Snoopingが有効となっている場合があり、IGMPのグループメンバーポート以外へのマルチキャスト転送を行いません。このため、初期設定のままではBonjourによる名前解決ができずに通信エラーとなる場合があります。
IGMP Snooping機能が有効な場合は、無効にすることでこの問題を回避することができます。
アンマネージプラス スイッチでIGMP Snoopingを無効にする方法
・ProSAFE Plus Utilityから設定を行う場合
- ProSAFE Plus Utilityを起動し、スイッチの設定画面にログインします。
- [システム] > [マルチキャスト] > [IGMPスヌーピング] に移動します。
- [IGMPスヌーピングステータス] を [無効] に変更し、[適用] を押します。
・WEB GUIから設定を行う場合
- WEBブラウザのURLバーにスイッチのIPアドレスを入力し、スイッチの設定画面にログインします。
- [System] > [Multicast] > [IGMP Snooping] に移動します。
- [IGMP Snooping Status] を [Disable] に変更し、[Apply] を押します。
スマートスイッチでIGMP Snoopingを無効にする方法
・スイッチのIPアドレスがわからない場合
- Smart Control Centerを起動し、画面下の [Discover] を押してネットワーク内のスイッチを検索します。
- 対象のスイッチを選択し、 [Web Browswer Access] を押します。
- スイッチの設定画面にログインします。
- [Switching] > [Multicast] > [IGMP Snooping Configuration] に移動します。
- [IGMP Snooping Status] を [Disable] に変更し、[Apply] を押します。
・スイッチのIPアドレスがわかる場合
- WEBブラウザのURLバーにスイッチのIPアドレスを入力し、スイッチの設定画面にログインします。
- [Switching] > [Multicast] > [IGMP Snooping Configuration] に移動します。
- [IGMP Snooping Status] を [Disable] に変更し、[Apply] を押します。
マネージスイッチでIGMP Snoopingを無効にする方法
・WEB GUIから設定を行う場合
- WEBブラウザのURLバーにスイッチのIPアドレスを入力し、スイッチの設定画面にログインします。
- [Switching] > [Multicast] > [IGMP Snooping] > [Configuration] に移動します。
- [Admin Mode] を [Disable] に変更し、[Apply] を押します。
- [Maintenance] > [Save Config] > [Save Configuration] に移動します。
- チェックボックスにチェックを入れ、[Apply] を押します。
・CLIから設定を行う場合
コンソールやTelnetからスイッチへログインを行い、Global Configモードで以下のコマンドを入力し save を行います。
no set igmp
スイッチの設定変更を行わずに事象を回避する方法
Bonjourはホスト名からIPアドレスへの名前解決を行うプロトコルです。アプリケーション上でホスト名を使用せず、機器のIPアドレスを直接指定することでBonjourを介さずに通信ができる場合があります。